アブラナ科

キャベツ

連作障害
2、3年
推奨土壌酸度
6.0~7.0

葉や茎が柔らかく、アオムシやアブラムシの食害を受けやすい野菜。
防虫ネットやキク科植物との混植で虫よけ対策必須。甘く見ると、葉も茎も跡形もなくなるから注意。

虫対策として、唐辛子や焼酎を混ぜ合わせた液体を水や、ニームオイルを薄めたものでの葉面散布や、ニームケーキを用土へのすき込むと良い。

ウリ科に比べて、比較的うどんこ病の被害が少ない印象。

各種種苗メーカーの品種をうまく組み合わせれば、リレー栽培でキャベツを年中収穫することも可能。

トウ立ち後の花は、どのアブラナ科も似た形状で区別がつかないため、どれが何の野菜なのかを忘れないようにしっかりメモを取っておく。

アブラナ科

混植に良い
  • ナス科
  • キク科
  • セリ科
  • イネ科
  • シソ科
後作に悪い
  • ユリ科
  • バラ科

キャベツの特徴

分類
詳細
原産地
地中海周辺
連作障害
2、3年
土壌酸度
6.0~7.0
栄養素
食物繊維、ビタミンC、ビタミンU、ビタミンK、カリウム、カルシウム、葉酸

肥料の目安

肥料
分量
苦土石灰
100g/㎡
pH
5.5~6.5
元肥
100g/㎡
追肥時期(1回目)
30g/㎡(本葉が10枚に増えた頃)
追肥時期(2回目)
30g/㎡(前回の追肥から20日後)

キャベツのコンパニオンプランツ

お勧めの野菜
期待できる効果
春菊やレタスなどのキク科植物
キク科の植物から出る独特の香りで害虫からの食害を抑制
枝豆やエンドウなどのマメ科植物
マメ科の植物に入り込む根粒菌が大気中から固定した窒素で葉の成長を促進

畝の立て方

マルチの貼り方

栽培のコツ

ポイント
内容
育苗方法
虫などの食害を受けやすいため、直まきを避け、育苗ポットを用いる。
良い苗の選び方
本葉3枚程度で高さ2~3㎝の苗